面接担当者がやるべきことは採用か不採用かを決めるだけじゃない!!
「面接官は、採用か不採用かを見極めればいいんでしょ?」
って思っていませんか?
初めて面接官をやる人や、現場の方に面接をお願いする人事の方に知っておいてもらいたいことです。
面接には、もう1つ目的があります。
それは、
「会社の魅力を応募者に伝える」
ということです。
面接官と応募者は対等の立場
面接官=選ぶ側
応募者=選ばれる側
って思ってませんか?
上記の図式だと、力関係が
面接官 > 応募者
になりますよね。
これは間違いです。
正しくは、
面接官=選ばれる側
応募者=選ばれる側
両者は対等の立場に立っている、と考えましょう。
企業も選ばれる時代に
一昔前と違って、企業も選ばれる時代になってきました。
どこも人手不足なので採用に積極的です。
これから人口減社会に突入していくので、企業の採用に関する意欲は当分続くと思います。
ライバル会社も採用に積極的なのです。
ということは、自分たちの会社の魅力をしっかりアピールしていかないと、ライバル会社に人材を取られてしまうことになりかねません。
面接の場で会社の魅力を伝える理由がコレです。
魅力の伝え方
では、どうやって会社の魅力を伝えるか?
ここが重要ですよね。
良く私が面接官にお願いしているのは、
「変に会社をアピールしようと考えなくて大丈夫です。普段通り会社の不満を話してもらってもOKです(笑)その代り自分が何でここで頑張ることができるのか、想いを自分の部下に話すつもりで伝えるようにしてください」
という内容です。
応募者はキレイな言葉でなく、リアルな言葉を聞きたいんです。
マイナス面がない会社なんて存在しないです。
だったら隠さず話しておいた方がお互いの為です。
マイナスな部分があっても頑張ることができる理由、つまり本人のモチベーションの源を話してもらうのです。
「でも、それは面接官の魅力であって会社の魅力じゃないじゃん!」
ってツッコミをもらいそうですが、それでOKです。
なぜなら応募者にとって、面接官は会社の代表者なんです。
応募者が面接官の話を聞いて
「こんなモチベーションを持ってる人と一緒に働いたら自分も楽しいんだろうなぁ」
と感じるこができれば、会社の魅力が上手く伝わった証拠です。
実際、新卒採用で複数企業から内定をもらった学生が、
”面接で社員の人から話を聞いて、こんな人と一緒に働きたいと思ったから”
という理由で会社を決めることがよくあります。
是非、自分の想いを伝える面接を行ってみてください!!